乳頭縮小術(乳管温存法)
Nipple Reduction
乳頭縮小術(乳管温存法)
乳頭縮小術(乳管温存法)は、授乳や加齢などの影響によって大きくなったり、長く伸びたりした乳首(乳頭)の大きさや形を整えるための施術です。
乳頭の大きさや形には個人差があり、生まれつき大きさが気になる方や、バスト全体とのバランスを整えたいという理由で施術を希望される方もいらっしゃいます。
乳頭の印象は、乳輪やバスト全体とのバランスによっても変わるため、診察では現在の状態を丁寧に確認しながら、患者様のご希望も伺い、形や大きさについて検討していきます。
施術では、乳頭の高さや直径、形状などを考慮しながら余分な組織を調整し、全体のバランスを見ながら大きさや形を整えます。乳頭の状態や大きさには個人差があるため、診察にて状態を確認したうえで、仕上がりや治療内容についてご説明し、適した方法をご提案いたします。
このような方におすすめです
- 授乳後や加齢で乳頭が大きくなったと感じ、気になっている方
- 下着や服に乳頭が当たって痛みや不快感を感じている方
- 乳頭のサイズや形が左右で異なり、コンプレックスに感じている方
- 温泉や更衣室など人目に触れる場面で気になり、気後れしてしまう方
- 「気になっているけれど、誰にも相談できず」そのままにしている方
治療法
【乳頭の高さを低くする場合】

乳頭の高さを低くするため、傷跡が目立ちにくい乳頭の付け根に近い部分の皮膚を切除し、キノコ状の形に整えます。その後、上部の乳頭を乳首の付け根側へ埋め込むようにして位置を調整し、付け根に沿って丁寧に縫合します。この方法では、乳首の外側の形を大きく変えることなく、高さのみを自然に低く調整することが可能です。
【乳頭の直径を小さくする場合】

乳頭の直径を小さく整えるため、乳頭の上部から側面にかけて、ケーキを切り分けるようなイメージでメスを入れます。不要な皮膚や組織をV字状に切除し、乳頭全体の外径を小さく整えたうえで、丁寧に縫合して仕上げます。
【乳頭の高さと直径を小さくする場合】
上記2つの術式を組み合わせて行う施術です。まず乳頭の付け根付近の皮膚を切除し、さらに乳頭の上部にも切開を加えることで、高さと直径の両方を同時に調整します。その後、形を整えながら丁寧に縫合して仕上げます。
- 乳頭の大きさや形状、患者様のご希望に応じて、専門医が最適な術式を選択し、繊細な手技で丁寧に施術を行います。
- 治療は通常、1回の施術で完了することがほとんどです。患者様一人ひとりの乳頭の状態に合わせたアプローチで、自然で美しい仕上がりを目指します。
- 1回の施術時間は、片側あたり約30分〜60分が目安となります(両側の場合は約60分〜120分)。
※乳頭の突出度合いや複雑な形状によっては、複数回の調整や治療が必要となる場合があります。
※術後の経過や回復状況に応じて、適切な通院間隔や個別のアフターケアについて詳細にご案内いたします。
乳頭縮小術(乳管温存法)へのこだわり
乳頭縮小術(乳管温存法)は、女性のデリケートな悩みに深く寄り添う施術です。
当院では、単にサイズを小さくするだけでなく、乳輪や胸全体のバランスを考慮した自然で美しいデザインを追求します。将来の授乳機能への配慮はもちろん、衣服との摩擦による不快感の解消、そして何よりも患者様が自信を持って快適な日常を送れるよう、機能性と安全性を最優先した繊細な手技と丁寧なアフターケアを提供することにこだわっています。
施術の詳細
施術時間 | 約60分程度 ※乳頭の大きさ・形状・治療法により異なります。 カウンセリング時間は含まれていません。 |
|---|---|
| ダウンタイム | 術後1〜2週間程度、患部の腫れや赤みが出ることがあります。落ち着くまでの間は患部を清潔に保ち、安静にしてください。 |
| 副作用・リスク | ・傷跡がしばらく赤く硬くなることがあります ・感覚の変化(一時的な知覚低下や過敏)が生じることがあります ・感染(化膿)の可能性(極めてまれ) ・血腫(術後に出血が皮膚下に溜まること) ・内出血が生じる可能性がありますが、個人差があり、通常は1〜2週間程度で徐々に目立ちにくくなります。 ・色素沈着や傷跡が残ることがあります |
| 通院回数 | 術後3日後、1週間後(抜糸)、1か月後に経過確認のためご来院いただきます。 ※通院回数は術後の経過により個人差があります。 |
| 治療を受けられない方 | ・妊娠中または授乳中の方 ・内服治療中の方(医師にご相談ください) ・その他、医師の判断により施術をお受けいただけない場合があります |
| 注意事項 | ・1ヵ月はゆとりのあるブラジャーもしくは、ブラトップ等をご使用ください。 ・うつぶせ寝は1週間後の抜糸まではお控えください。 ・マッサージなど胸元やその周りへ刺激があるような行為は施術後1ヵ月はお控えください ・抜糸まで激しい運動・飲酒・サウナはお控えください ・術後は患部を清潔に保ち、処方された軟膏の塗布を徹底してください ・締め付けの強い下着の着用は、傷が落ち着くまでお控えください ・病理検査で悪性所見が認められた場合、専門施設をご紹介する場合があります |
料金表
| メニュー | 施術方法 | 施術料金 |
|---|---|---|
| 乳頭縮小術 (乳管温存法) | 両方 | ¥330,000 |
※静脈麻酔必須:77,000円
※オプション エクスパレル麻酔:1cc 22,000円
よくあるご質問
Q
授乳が終わってから2年経つのに、乳頭の大きさが元に戻らなくて困っています。これは手術でしか解決できないのでしょうか?
Q
授乳が終わってから2年経つのに、乳頭の大きさが元に戻らなくて困っています。これは手術でしか解決できないのでしょうか?
A
授乳による乳頭の変化は、残念ながら自然に元の形・サイズに戻ることはほぼありません。クリームやマッサージといったケアで改善が見込めるのは、乳頭の突出度(陥没乳頭など)の軽度なケースに限られており、授乳によって伸びたり大きくなった乳頭の組織そのものを縮小するには、外科的な施術が現状では唯一の根本的なアプローチとなります。ただし「手術」と聞いて身構える必要はなく、この施術は局所麻酔で行われ、施術時間は片側30〜60分程度、通院も抜糸を含めて3〜4回が目安と、日常生活への影響は最小限に設計されています。
Q
温泉や更衣室で人目が気になって何年も避けてきました。手術後、どのくらいで普通の生活に戻れますか?
Q
温泉や更衣室で人目が気になって何年も避けてきました。手術後、どのくらいで普通の生活に戻れますか?
A
抜糸は術後1週間が目安で、その後は日常的な外出や軽い仕事であれば問題なく再開できます。腫れや赤みは術後1〜2週間程度続くことがありますが、衣服の上からはほぼわかりません。内出血が生じることもありますが、個人差はあるものの通常1〜2週間で目立たなくなっていきます。温泉・サウナ・激しい運動については抜糸までの1週間は控えていただく必要があります。長年避けてきたシーンに踏み出せるまでの期間は、施術から概ね1か月を見ておくと安心です。
Q
将来また妊娠・授乳を希望しています。乳管温存法と聞きましたが、本当に授乳機能は残りますか?
Q
将来また妊娠・授乳を希望しています。乳管温存法と聞きましたが、本当に授乳機能は残りますか?
A
乳管温存法は、乳汁を乳頭まで運ぶ乳管を切断しないよう設計された術式です。ただし医療行為である以上、「100%授乳に影響が出ない」と断言できる施術は存在せず、術後に感覚の変化(一時的な知覚低下や過敏)が生じることもあります。妊娠・授乳の予定がある方は、カウンセリングの段階でその旨を必ず医師に伝え、現在の乳頭の状態や術式の選択について十分に相談することが重要です。また、妊娠中・授乳中は施術自体を受けることができないため、時期についても含めて医師と相談のうえ判断してください。
Q
下着に当たって痛いのが悩みで調べ始めましたが、これはコンプレックスではなく機能的な問題として手術を受けていいのでしょうか?
Q
下着に当たって痛いのが悩みで調べ始めましたが、これはコンプレックスではなく機能的な問題として手術を受けていいのでしょうか?
A
もちろんです。乳頭縮小術の対象は、見た目のコンプレックスだけではありません。下着や衣服との摩擦による痛みや不快感は、日常生活の質に直接影響する身体的な問題であり、その解消を目的とした施術は十分に正当な理由になります。「美容目的でないと受けにくい」と感じて相談をためらっている方も多いですが、機能的な不快感も立派な受診理由です。カウンセリングではどのような場面でどのような不快感があるかを具体的に伝えることで、医師がより適切な術式と仕上がりを提案しやすくなります。
